骨盤骨折闘病記、転院しました

骨盤骨折をしてから、沢山のコメントを頂き、有り難うございます。

優しい御言葉を頂き、
勇気が出てほっとして、
涙が出ました。

ホントは、すぐにでもしっかりお返事したいのですが、
どうしても愚痴っぽく泣き言になってしまいそうです。

なので、申し訳ないですが、
退院するまで、お返事は待ってくださいね。

骨盤骨折闘病の近況です。

先日まで入院していたのは、救急病床でした。

怪我から3週間、手術と抜糸が終わり、
ひたすら時間の経過を待つだけの日々。

リハビリをメインでしてくれる病院へ転院させられました。

やっと、今の病院に慣れて来たのに…
国の制度だから仕方ないですが、
転院の心理的不安をもう少し考慮して欲しいものです。

転院先は、初めに入院していた病院よりも、
随分家に近い病院になりました。

家族の負担は減るから良いのですが…
余り良い噂を聞かない病院だけに、少しブルーです。

転院したからと言って、
することは変わりません。

6月始めくらいまでは、足を地面につけられないのです。

今は、軽いストレッチと、平行バーを使ってた、松葉杖の為の練習が少しだけのリハビリ。

これが、後3週間は続くと思うと、
悲しくなります。

転院の為に、介護タクシーに乗ったので、
久々に外の空気を吸えました。

世間は、すっかり夏ですね。
緑が眩しく感じました。

季節が移り行く中、
家族の側で過ごせないのは、
とても寂しいものです。

柴犬さくらはどうしているだろう？
デグーもみじはどうしてるだろう？
畑はどうなってるだろう？
花壇はどうなってるだろう？
子供達の学校生活は順調なのだろうか？

今、妻が、息子が、娘が頑張ってくれています。

私は、何も見えません。
私は、何も手伝えません。
だって、そこに居ないから…

お見舞いにも来てくれます。
息子は、凄く気を使ってくれてるように見えます。
逆に、娘は何だかよそよそしい感じに見えます。

お見舞いに来てくれるのは、凄く嬉しいけど、
帰っていった後は、寂しさと後悔で涙が溢れます…

もっともっと、沢山話せば良かった…
もっともっと、色々聞けば良かった…

家で寝込むのと、入院するのでは、
全く世界が異なる事を痛感。

いつでも聞ける、いつでも話せる事って、
凄く幸せで贅沢な事だって気が着きました。

そして、
今の非日常的な現実が、
最低1カ月以上続くかと思うと、
気が変になりそうです。

家族には、さらに迷惑かけるかもしれないけど、
松葉杖ついた状態で良いから、
一日も早く日常に戻りたい。

毎日、
子供達の顔を見れて、
会話が出来て、
柴犬さくらをナデナデ出来る…
そんな幸せの中へ、
少しでも早く帰りたくて帰りたくてしかたありません。

そのためには、
足に体重をかけられるようになるまで、
如何に体力を落とさないようにするかです。

にも関わらず、リハビリは一日1時間程度。

長い長い一日のうち、ほとんどは何もせず過ぎて行きます。

何で病院にwife無いんでしょう？
何でパソコン禁止なんでしょう？
何にも出来ないじゃん！

一日一日が、こんなに長いなんて、すっかり忘れてました。

入院するまでは、
一日、一週間、一ヶ月があっと言う間に流れて行って、焦っていたのに…

何だか、自分一人取り残されているような気になってきます。

どうしても、今は後ろ向きな思いが強く出ちゃいます。

早く6月になって、
本格的なリハビリが、始められて、
「退院」の目標が見えて来たら、
もう少し前向きになれるかなって思ってますが…
先は長いです…

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