骨盤骨折闘病記1
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骨盤骨折闘病記1



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やっと、少しだけ心に落ち着きが出てきました。

子供達が産まれてから、ずっと健康だっただけに、かなり落ち込んでます。

柴犬さくらは出てきません。楽しい話題も有りません。
ただただ、溢れ出る思いを下記連ねた泣き言です。

まず、なぜ骨盤骨折に至ったかですが、
単に自己過信による事故です。

特に子供達にせがまれたわけでも無く、
自分でスケボーに乗ったのです。

心の中では常に、
「パパ凄い!」
って思われたかったのだと思います。

で、結果大転倒。

初めは、
「失敗した~痛~」

って感じただけでした。

子供達が、
「大丈夫~?」
って声かけてくれたので
「大丈夫大丈夫」
って笑って答えてました。

が、右足が痺れて動かないし、少し動くと腰に激痛、ちょっとヤバイかなって思いました。

それでも、この時はまだ
「少ししたら、動けるだろ…」
位に軽く考えてました。

と言うか、事実を認めたく無かったのだと思います。

30分しても、回復するどころか、酷くなる一方。

観念して、ママに電話。

「ゴメン!ドジって転けて動けない!」

きっと、電話の向こうでは、パニックだったと思います。

それでも、何とか知り合いの助けを借りて、駆け付けてくれました。

子供達や柴犬さくらの目処が出来たので、やっと救急に電話。

子供達には、何度も
「ごめんな」
としか言えませんでした。

既に、大丈夫でないのは、感じてましたから…

柴犬さくらも、何かを感じていたのか、
ずっとお利口にしてました。

救急車が到着後、ストレッチャーに乗るのも一苦労。

駐車場まで、運ばれて、救急車に乗せられて、病院へ。

この時点で、入院は覚悟したけど、すぐに退院出来ると信じてました。

しかし、結果は、骨盤骨折。
しかも、大腿骨の繋ぎ目の皿まで割れてました。

すぐさま、大学病院へ転院。

事の大きさが、ひしひしと感じました。

結果、緊急手術では無かったのですが、即入院。
全治3か月「以上」って言われて、頭がバニックになりました。

妻が、
「後遺症無く完治出来るんだから、良かったと思おう」
って言ってくれました。

少しだけ救われた気持ちになりました。

4月23日入院、4月28日に手術。

手術は、全身麻酔で3時間。
麻酔から覚めて行く時が苦しかったです。

でも、手術が終わったからと言って、動けるわけじゃ有りません。

ベットに座る事が許されただけ…

悲しくなります。

世間はゴールデンウィークだと言うのに…。

子供達は楽しみにしていたはずです。
でも、何もしてやれない。
それどころか、お見舞いに来なきゃいけない。

でも、お見舞いに来てくれるのを心待ちにしている身勝手な自分が居ます。

息子にとっては、小学生最後のゴールデンウィークが、
お見舞いと、ママの手伝い、畑仕事の手伝い、さくらの散歩の日々になってしまいました。

息子が産まれてから、毎年立ててた鯉のぼり、
今年は無しです。
さくらが我が家に来た4回目の記念日も無しです。
毎年一緒に祝っていた端午の節句も、そばにいてやれません。

一つ一つは、大したこと無い内容かも知れません。
でも、過ぎた時は、戻って来ません。

何も出来ない自分が
悔しくて、もどかしくて涙が出てきます。

何気ない日常の幸せを、
今回ほど切実に感じた事は無かったと思います。

「おはよう」「おはよう」
「行ってらっしゃい」「行ってきます」
「頂きます」「頂きます」
「ご馳走さま」「ご馳走さま」
「ただいま~」「お帰り~」
「お休みなさい」「お休みなさい」

こんな、
たわいもないやり取りが、
こんなにもいとおしいものだったなんて…

体は、日々少しづつ回復していくでしょう。
同時に時も流れて行きます。
そう遠くない未来には、全快するだろうけど、
ベットで寝てる今が、もったいなくて、悔しくて、やりきれない。

少し位、不自由でも、痛くても良いから、早く退院して、何気ない日常の中に戻りたくてしかた有りません。

今はママが、孤軍奮闘してがんばってくれてます。
畑仕事も、取り合えずこなしてくれているようです。
もっとも、耕したりが出来ないので、今年の薩摩芋は諦める事にしました。
子供達とさくらともみじと野菜畑の日々を回しつつ、
役に立たない私の見舞いもこなしてくれてます。

きっと、ママにとっては、一日が凄いスピードで流れてると思います。

感謝することしか出来ません。

それに引き換え、私の時間は、超スローに流れています。

お医者さんには、
「日にちが薬です」
って言われてますが、
まだまだリハビリ出来る所まで来ていません。

日々の目標も有りません。

何かを頑張れば良いなら、気分的に楽なのですが、何も無いのです。

ただひたすら、時が経つのを待つだけ…
まだ、入院して10日ほどしか経っていません。
でも精神的には1ヶ月くらい経った気がします。
いつ退院出来るんだろう?気が遠くなります。

柴犬さくらは、ちゃんと覚えていてくれるかな。
少し心配だったりします。
さくらの顔は、退院するまで見れませんから…

ゴールデンウィークが終われば、子供達と会えるのも週1になるでしょう。

辛く寂しく、涙が出てきます。

今は家族に感謝することしか出来ません。

子供達よ、母を助けてくれて有り難う。
娘よ、いつもの笑顔有り難う。
息子よ、沢山話してくれて有り難う。
二人とも、何度もお見舞いに来てくれて有り難う。
母をさくらをもみじを庭の花と野菜を
パパが戻るまで頑張って下さい。

妻よ、
何から何まで本当に有り難う。
まだまだ大変だけど、よろしくお願いします。

早く、毎日家族の顔を見て、
何気ない会話が出来る日常に戻りたくて、
少し情緒不安定だったりします。

お付き合い下さり有り難う御座いました。

拍手[5回]

コメント
投稿者:春桜(2016年05月03日 13:17)[編集] </div> ▼ 無題
yushipapaさん、本当に大変でしたね。今も痛みと自由に動くことができなく辛い思いをされていることと思います。手術も今も、とっても頑張っていますね。
奥さんの『後遺症無く完治出来る』という言葉に安心しました。よかったですね。
そしてあらためてブログの文章を読み、素敵なご家族なんだなぁって思いました。yushipapaさんは自分が大変な中でも、子供さん、奥さん、さくらちゃんのこと、気持ちを大切に考えられていて、本当にいいパパさんですね。
ブログに書かれていた、「何も出来ない自分」、
いえいえ、yushipapaさんはたくさんのことを、子供さんに伝え、教えられているように思います。きっと家に帰ると子供さんは、yushipapaさんと同じように寂しい思いをしていることと思います。だけど、だから、お父さんの存在の大きさを知り、家族を知るのだと思います。とってもいい経験をされているのだと思います。
奥さんは、いろんな意味で大変でしょうね。
大きくご心配もされたでしょうね。きっと子供さんもいるので強く振舞っていることと思います。
きっと今のyushipapaさんの気持ちも心配されているのかもしれませんね。
「後遺症無く完治出来るんだから、良かったと思おう」という奥さんの言葉は、yushipapaさんの気持ちを考えての言葉でもあり、奥さんが自分自身へ向けての言葉でもあるように感じました。優しいですね。頑張りすぎて奥さんもお疲れが、でないようにと思います。
yushipapaさん、泣きたい時は、たくさん泣いてもいいと思います。弱音もたくさん、吐き出していいと思います。甘えることのできる人には、たくさん甘えていいと思います。いいんですよ。
一日でもはやくお家に帰ることができますように願っています。
さくらちゃんも待っているでしょうね。
投稿者:ママミント(2016年05月03日 22:15)[編集] </div> ▼ 無題
yushipapaさんのお気持ちが痛いほど伝わってきます。
ことしのお正月に、私の父が公園で倒れたときの
ことを思い出しました。父は意識は戻ったものの、父は認知症だしクーがいたので救急車やタクシーを呼ぶこともできずパニックでした。yushipapaさんもさぞ恐ろしい思いをされたことでしょう。
病院での時間もつらい日々でしたね。そんななかでご家族のみなさんもパパさんも本当にがんばっておられます。
お医者様が完治すると言われたことは不幸中の幸いですね。元気になってご家族のもとへ
帰れる日が必ず来ます。まずは、一日も早く良くなるよう、お体のことを一番にしてください。
yushipapaさんなら、きっと遠からず上手な
時間の使い方を発見されることでしょう。
さくらちゃんにだって、リハビリが始まれば会えるかもしれませんよ。
少しずつ良い報告が重なっていけば、気持ちも明るくなっていくこととおもいます。
どうぞお大事にしてください。
元気になられる日を楽しみにしております。
投稿者:桜太かあさん(2016年05月05日 03:33)[編集] </div> ▼ 無題
yushipapaさん、お加減いかがですか?
自由に身動きができないのは本当に辛いですね
でも、そんなご自分の辛さより、奥様やこどもたちのことを気遣うことのできるパパさんは、素敵だと思いました
その昔(笑)私の父が最初に倒れた時、我が家のこどもたちもまだ小さく、私は病院通いと子育てと家業とでてんてこ舞いの忙しさでした。
ちょうど今のママさんの状況に似ています
それでも、父が病気になったことをうらめしく思ったりしたことはなかったと思います
こどもたちも幼いなりに私を気遣って手伝いをしてくれ、家族が団結してその時期を乗り越えることができました

春桜さんやママミントさんがおっしゃるように、今 ご家族はみんな同じ気持ちで頑張っておられるのだと思います
後で考えたら『良い経験だった』と思えると思います(今はただただ夢中で過ごされていると思いますが)

パパさんも、日にちがたてばできることが増えてくるのでは?
お見舞いが楽しくなるような 学習問題やクイズをつくっておくとか・・・お家や学校での様子をじっくり聞くことだって、子どもさん達にとっては嬉しい時間に違いありません
あせらず無理せず、少しずつできることをして、治療を頑張ってください
回復をお祈りしています






投稿者:通りすがり(2016年05月05日 14:18)[編集] </div> ▼ 無題
手術無事に終わったのですね。
せっかくのゴールデンウィークは台無しになったと、後悔されてるでしょうけど、今は時間が解決してくれるのを待つしかないですね。
ママさんは日々忙しくされてると思います。
退院したら、いっぱいお返しして下さいね。
焦る気持ちは分かりますがゆっくりして早く退院できるようにして下さい。
お大事に❗
投稿者:hako(2016年05月06日 18:31)[編集] </div> ▼ 無題
yushipapaさん…頑張ることがないというのは
想像以上にお辛いと思います。
そのお気持ち、痛いくらいわかります。

私が小学生の時、母が1か月入院したことがありました。
とても大変で寂しかったけれど、自分の役割を与えられ
子供なりにいろいろ頑張りました。
今思えば、これさえも良い思い出です。

奥さま、そしてお子さんたちはyushipapaさんの回復を願い
それぞれに頑張っておられることと思います。
yushipapaさんは、その頑張りを見守りつつ甘えてください。
決して、情けないとか思わないでくださいね。
ゆっくりゆっくり…ですよ。

お声を聞かせてくださって、ありがとうございました。
投稿者:ミミ(2016年05月08日 21:33)[編集] </div> ▼ 無題
早い回復を願ってます。骨折完治は「日にち薬」ですので、焦らず頑張ってください。
(間もなくリハビリが始まると思いますので!)

実は、お父さんは45歳頃に乗用車に跳ね飛ばされて入院生活を送ったことがあるそうで、ヤハリ医者より日にち薬だから、焦らずにリハビリに励めと云われたそうです。

 早い完治をお祈りし、今年もさくらさんと共に、お会いしたいと願ってます。
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